私が占い師になるまで(6)
ココナラで占いをしてお金を頂くようになったものの、占いをしていることは周囲に公言出来ずにいた私。「もっと社会を変えるような大きな仕事をするんだ!」と意気込んでいました。
でも現実は、月収16万円貯金なし、身体も副作用と後遺症でボロボロのシングルマザーです。人生ドン底。しかし、この時の私には、まだまだ大きな野望がありましたので、気持ちは前向きでした。
病気の治療が終わり、半年が経とうとする頃、私は思い切ってパートの仕事を辞めました。もちろん恐れはありましたが、いつか辞めるなら今だと。そして、約4ヶ月間、職業訓練を受けながら起業準備をし、2016年3月開業届を出しました。39歳の時です。
資金は国金で調達し、初めは占いではなく美容業で開業をしました。が、ここからの1年間が「本当の意味でのドン底」でした。
とにかく何をやってもうまくいきません。借りたお金を食いつぶしながら生活をして、私は精神的に追い詰められていきます。「私は無力だ」「私はなんの取り柄もない人間だ」毎日そんな事を思っていたし、起業して丸一年が過ぎる頃には、色んな事に手を出し過ぎて軸もぶれぶれ、踏ん張る気力すら無くなってしまいます。
そんな中、私はまた自分に問い掛けます。「何がしたいの?」「たくさんの人に惜しまれて死ねるような、人様のためになる仕事がしたいです。」
「何ができるの?」「占いが出来ます。」
追い詰められて、どうしようもなくなった時に出た答えが「占い」でした。私はすぐに、大阪の有名占い師さんの元を訪ね、タロットを引いて頂きます。
「私、占い師になろうかと思うのですが・・」その時に出たカードは忘れもしません。愚者の正位置でした。「無限の可能性があるよ」。そう仰っていただいた帰り道、私は電車の中から某老舗占い店へメールを送ります。「占い師として働かせてください」…
つづく
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